ダカール・ラリーは砂漠の小山のような砂丘を疾走する
元々はフランスのパリを出発点、セネガルのダカールを終着点として主にアフリカ大陸で競技が行われ、パリ-ダカール・ラリー(Paris-Dakar Rally、日本での略称「パリダカ」)と呼ばれていました。
世界三大レース(モナコグランプリ・インディ500・ル・マン24時間レース)に比べれば開催回数は少ないですが、それらに同じレベルの規模・知名度を誇っており、モータースポーツ/ラリー(ラリーレイド)を代表するイベントのひとつとなっています。
2009年からは南米大陸に開催地を移し、2020年からはサウジアラビアでの開催となっています。
大会の公式語はフランス語であり、フランス語では一般に「ラリー・ダカール(Rallye Dakar)」と呼び、さらに短縮して「ル・ダカール(Le Dakar)」と呼ぶこともあります。
日本語では英語風の語順で「ダカール・ラリー」と呼ぶことが多いです。
かつてのヨーロッパ-アフリカ大陸時代は、途中ほとんど集落や救護施設のないサハラ砂漠を縦断する過酷な競技であったため、出場者の5割以上がリタイアする大会も珍しくなく、アフリカ大陸時代は年によっては死者が発生することもありました。
競技区間には、西サハラなど政治的に不安定な国が入っていることも「世界一過酷」と呼ばれる由縁でした。
それ故、「全ての完走者が勝者である」という言葉が出場者全員の共通の認識となっており、最終日のレースは「ビクトリーラン」と呼ばれています。