簡単米粉パンの作り方


米粉パンは、妻が好きで、以前はよく買っていました。

最近、売れ行きがあまり良くないのか、店頭に出ている量が少なくなり、すぐに品薄になってしまうので、我が家も買うことが少なくなりました。

我が家の電子レンジで、かんたんパン、パンプキンパンと上手く作れましたので、次は米粉パンはどうだろうと、作り方を調べてみました。


簡単米粉パン





このレシピは日立製スチーム電子レンジMRO-BX10対応のレシピです。


材料(8個分)

A
小麦粉(強力粉) 50g
米粉 100g
砂糖 9g
塩 2g

ドライイースト(顆粒状で予備発酵不要の物) 2.5g
水) カップ1/2(約100mL)
バター(室温に戻す) 12g
けしの実 (
適量、好みで米粉パンにまぶす)


作りかた

1.給水タンクに満水ラインまで水を入れてセットします。

2.ポリ袋(市販)にA(小麦粉から塩まで)とドライイーストを入れて混ぜ合わせます。

3.バターを容器に入れ「レンジ」「500W」「約30秒」で加熱して溶かし、水を加えます。


4.3を2に入れてポリ袋の口を閉じ、振って粉と水分をよく混ぜ合わせます。

5.袋のままのし台の上に置き、外側の生地を中へ入れ押しつけます。


少しずつ回しながらそれを繰り返します。

10分間十分にこねると、生地がまとまってきます。

このとき、ポリ袋に少し空気を入れて口を閉じると、簡単に両手でこねることができます。


6.5の生地を2〜3cmの厚さに整え、「レンジ」「スチームレンジ発酵」「仕上がり調節=中」で、8〜12分の範囲で1次発酵をします。

7.1次発酵によって1.2~1.5倍ぐらいに膨らんだパン生地を、ポリ袋から取り出し、打ち粉(強力粉・分量外)をしたのし台に生地を取り出し、手でかるく押して中のガスを抜きます。

こね上がり具合を見て、こねが足りないようなら、生地をのし台の上でくるくる転がすか、両手でVの字を描くように転がします。



8.直径約10cmにのばし、生地をスケッパー(または包丁)で8個(1個約33g)に切り分けます。

手でちぎると生地がいたんでふくらみが悪くなります。



9.生地を手のひらで1個ずつなめらかな面を表に出し丸め、閉じ目を下にして、オーブンシートを敷いたテーブルプレートに並べます。

形は丸いだけでもよいですが、箸で一文字、或いは十文字に抑えると、形に変化が出て、ふっくら感が増します。



形を細長くして、ナイフで切れ込みを入れて色々と工夫してみるのも面白いです。



電子レンジの加熱室底面にセットし、「レンジ」を5回押して「スチームレンジ発酵」を選択すると「仕上がり調節=中」となっているので、「8〜12分」の範囲で2次発酵させます。

10.2次発酵後、テーブルプレートを取り出します。

この時、丸めたパン生地は発酵して1.5倍ぐらいに膨らんでいます。

生地をのせたオーブンシートの両端を引いてすべらせながら黒皿に移し、好みにより、丸めたパン生地の上に、けしの実を散らします。

11.テーブルプレートを加熱室底面、10の生地を乗せた黒皿を中段にセットします。

電子レンジの中段に入れ「スチーム」ボタンを押し、ダイヤルを回して「20かんたんパン」を選択して、スタートボタンを押すと出力又は温度、時間設定をすることなく、自動で加熱し、 焼き上げられます。






加熱が足りなかったときは「オーブン」(4度押し/予熱なし、1段)「180℃」で様子を見ながら追加焼きします。


パン作りのこつ

材料は正確に量ります。

パンのでき上がりに影響します。

粉・イーストの種類や室温・季節によって水量を加減します。

室温が25℃以上のときは、ぬるま湯を水に変えます。

室温が35℃以上のときは、約5℃の冷水を使います。(約5℃の冷水は、冷蔵室から取り出してすぐのものか、氷水をかき混ぜ、氷を取り出して作ります)

使えるポリ袋は25×35cmほどの大きさで、穴が開いてないことを確認します。

生地はボウルに入れてもできます。

こね上げは、粉の固まりがなくなり、生地が袋から離れて、薄くのばした部分に指をあててみて、ガムのようにのびるのが目安です。

発酵の時間は様子をみて加減します。

季節や室温、テーブルプレートの冷え具合によって違います。

1次発酵は、8~12分発酵させ、2次発酵で調節します。

ふくらみが小さい場合の2次発酵は、12~20分です。

ふくらみが大きい場合の2次発酵は、6~8分です。

生地の分割や丸めるとき、生地が乾燥しないように、ラップや固く絞ったぬれふきんをかぶせます。

生地が扱いにくいときなどは少し打ち粉(強力粉)をします。

温度や湿度、材料などで生地の膨らみが変わるため、焼き色が濃くなったり、薄くなったりすることがあります。


焼きが足りないときは、追加焼きで様子を見ながら、さらに焼きます。