突然Google AdSenseから「無効なトラフィック」を理由に広告が表示されなくなる問題の対処


昨日、突然、Google AdSense の画面に「表示できる広告の数が制限されています。詳しくは、ポリシー センターをご確認ください。」と表示されました。

突然のGoogle AdSense広告配信停止の通知

ポリシーセンターをクリックすると下記のように表示されました。

「現在、広告配信が制限されています。問題の詳細をご覧になり、おすすめの対応方法についてご確認ください。

広告配信の制限の開始日2022年4月18日

状況

お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています。

対応策

・広告トラフィック ソースとサイトにアクセスしたユーザーを把握しましょう

・ご自身の広告を決してクリックしないようにしてください

・信頼できない業者との提携を避けましょう


広告配信の制限に関する詳細とは

さらに、「広告配信の制限に関する詳細」をクリックすると下記のような記載がありました。

「Google では AdSense アカウントで表示できる広告の数に制限を設ける場合があります。これは、Google がお客様について調査し、トラフィックの品質を評価する間の、広告配信の一時的な制限であるか、AdSense アカウントで無効なトラフィックの問題が特定されたことが原因である場合があります。」

ここで制限を設ける理由として2つ挙げられていますが、問題になるのは無効なトラフィックです。

無効なトラフィックとは

トラフィックの意味がよく分からないので、「無効なトラフィック」をクリックすると、さらに下記の記載が表示されました。

無効なトラフィックとは、広告主様の費用やサイト運営者様の収益を作為的に増やす可能性のあるクリックインプレッションのことです。

無効なトラフィックには、意図的な不正トラフィックや偶発的クリックが含まれます。

無効なトラフィックの例は次のとおりです。

・サイト運営者様が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと

・1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと

・サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)

・自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア」

不正な行為に対してはいずれも身に覚えはないが

無効なトラフィックについて、4つほど説明があります。

1番目の、広告収入を増やすため、意図的に自分で広告をクリックした覚えはありません。

2つ目は、友人や知人に頼んで広告をクリックしてもらうこと、あるいは所謂「Adsense 狩り」という、ブログへの嫌がらせのため、広告を何度もクリックさせて広告停止に陥れる愉快犯のことでしょうか。

友人や知り合いに広告クリックを頼んだ覚えは全くありません。

もし「Adsense 狩り」の仕業であるなら、調べる必要があります。

3番目のクリックの誘導をするような文章は、ブログに貼ってはいません。

4番目のロボットのようなソフトウェアは、元々そのような知識は持っていません。

最終的にはサイト運営者に責任がある

Google AdSenseヘルプには、さらに下記のような記載があります。

「お客様のアカウントで無効なトラフィックが多数検出された場合、広告主様とユーザーを保護するために、アカウントを停止または無効化させていただく場合があります。

お客様のトラフィックの品質を確認できない場合は、広告の配信を制限または停止することがあります。

無効なクリック操作が原因で、収益の見積もり額と確定額が一致しなくなる場合があります。

お客様が知らない間に第三者が広告に対して無効なトラフィックを発生させている可能性があります。

ただし、最終的にはサイト運営者様の責任のもとで、広告に対して無効なトラフィックが発生しないよう管理していただくようお願いしているため、無効なトラフィックを防止する方法をご覧いただくことをおすすめします。

第三者が無効なトラフィックを発生させている疑いがある場合は、こちらのフォームからトラフィック品質管理チームまでご報告ください。」

無効なトラフィックによりアドセンス報酬は差し引かれる

無効なトラフィックによってクリックされた場合のアドセンス報酬は無効となり、毎月のアドセンス収入から該当分が差し引かれることが書かれています。

「Adsense 狩り」の仕業かどうかについては、サイト運営者の私に対して、自分で管理するように求めています。

該当月の報酬を確認するため、Googleアドセンス管理画面から「お支払い>ご利用履歴を表示する」と進むと金額が確認出来ます。

画面の毎月の収益に「-○○円」と書かれている金額が、無効なトラフィックによる無効クリックの損失金額になります。

無効トラフィックの疑いがある場合にはGoogleへ連絡

そのような無効なトラフィックを発生させている疑いがある場合には、トラフィック品質管理チームまで連絡するように求めています。

無効なトラフィックを防止する方法」をクリックすると、下記が表示されます。

「広告のトラフィックについての最終的な責任は AdSense サイト運営者様にあります。

このため、広告のトラフィックを念入りに監視して、アカウントが AdSense ポリシーを遵守しており、無効なトラフィックが発生していないことを確認する作業が不可欠です。

以下のヒントを実践したうえで、疑わしい操作が見られた場合は、Google にお知らせください。」

ここでもサイト運営者の私に対して最終的な責任を求め、不審な操作が見られた時には報告するよう求めています。

無効トラフィック監視のためGoogle アナリティクス利用

広告の無効なトラフィックを防止するヒントとしてGoogle アナリティクスを利用することを述べています。

「Google アナリティクスを使用して、サイトを訪問したユーザーの詳細情報を取得し、ユーザーが疑わしい行為をしていないかを監視します(ユーザーのアクセス元を地理別やオンライン ソース別に確認したり、サイトでユーザーが閲覧したページを確認したりします)。

詳しくはトラフィック ソースを把握する方法をご覧ください。」

この「トラフィック ソースを把握する方法」をクリックして記載されている内容を読むとかなり難解です。

結局、Googleから、強制的に広告の表示が停止されても、どのサイトのどのページに問題があるのか、自己クリックなのか他人のクリックなのかそれとも他の何かが原因なのか、はっきり指摘はしてくれないので自分で調べる必要があります。

もし広告配信停止を受けた場合は、Googleは広告配信停止したサイトを再度チェックするので、自動広告を手動広告と併用している場合は、無駄に広告が連続で並んでしまい誤クリックを生じさせている可能性があるので、自動広告はとりあえずオフにしておいた方がよさそうです。

或いは自動広告の位置と手動広告が重ならないように手動広告をオフにするかです。

具体的な「無効なトラフィック」を調べる方法は以下のようなものです。

無効なトラフィックとその対策動画
https://www.youtube.com/watch?v=0Zp02YK0KrQ


無効なトラフィックを調べる手順


1.Googleアナリティクスを開く。

2.メニューから「集客」→「すべてのトラフィック」を選択。

3.右上のドロップダウンリストから、“期間”または“特定の日付”を選択する。

  例)まずは、1か月といった期間で指定し、期間内のユーザーのアクセス数のピークを見つけ出し、そのあとで、ピークとなる日付を指定。

4.「エクスプローラ」のタブで“サマリー”から“AdSense”に切り替える。

5.グラフの表示エリアの左上にあるドロップダウンリストを“AdSenseの収益”から“クリックされたAdSense広告”に切り替え。

6.「プライマリディメンション」は「参照元/メディア」のまま、「セカンダリディメンション」を「ユーザー」→「地域」に切り替え。

7.表のエリアで“AdSenseのCTR”で、高いパーセンテージを上位に表示。

8.“AdSenseのページ表示回数”が少ないにも関わらず、“クリックされたAdSense広告”の数が異常に多い“地域”を見つける。


検索を地域から更に絞り込む

1.Googleアナリティクスを開く。

2.メニューから「ユーザー」→「地域」→「市区町村」を選択。

3.「地図表示」タブで“AdSense”を選択。その下のドロップダウンリストは、「セッション」


4.「プライマリディメンション」で“市区町村”を選択。

5.「セカンダリディメンション」で“時刻”→”日付”→”時刻”→“時間帯”を選択。


6.これで、日付とおおよその時間帯が確認できます。

7.アナリティクス画面のメニュー→”ユーザー”→”ユーザーエクスプローラー”

クライアントID(個人を特定するIDではなく、Googleがつけている番号)の一覧がズラッと表示されます。

このIDから一つずつ、流入元・時間帯などを照らし合わせ、これは!というのが特定できたら、画像をキャプチャ(スクショ)します。

これらの情報を、無効なクリックの連絡フォームへ連絡します。

Googleへ報告する画面



サイト運営者ID:
GoogleAdSenseのアカウント情報にあるID

トピック:
「アカウントで発生する通常とはことなる動作をレポートする」を選択

クリックが発生した日時:
アナリティクスで調べた日時を記載

(例)「YYYYmmDDhhMM」

無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分:
通常のCTR率・異常値を出した地域やCTR率などを記載

(例)通常のCTR率は○○%なのですが、この○○%は異常だと思われます。

(例)AdSenseのページ表示回数「*」に対して、クリックされたAdSense広告「**」という高い数値。

ログやレポートのデータをご記入下さい:
先ほどキャプチャした画像などは、Googleドライブなどに保存して、URLを報告

(例)Googleアナリティクスで、IPアドレスが特定できない状況です。

「AdSense狩り」対策

Wordpressには、悪質な連続クリックAdSense狩り」 を防ぐ「AdSense Invalid Click Protector」というプラグインがあります。

このプラグインでは、例として

「1時間で5回以上クリックがあれば、20日間は広告の配信を停止」

などの条件を設定することができます。

しかし、Bloggerで同様のプラグインがあるかどうかは不明です。

回復の期間

早ければ4日から10日で一旦、広告が回復するようです。

そのままGoogleからの通知が消える場合もあれば、再度広告が停止されて、約1か月くらいで完全に、回復する人もいるようです。

しかし「無効なトラフィック」が理由で広告停止が2度目の人は、完全回復するまで4ヵ月掛かったという人もいるようです。

追記

私の場合、AdSense広告が停止から5日後に復活していました。
GoogleアナリティクスとAdSenseをまだ連携してなかったので、不審なトラフィックは見つけられず、Googleへ報告はしていません。

たまたま、今回の広告停止に際して、テーマを「QooQ」からBlogger公式のいくつかのテーマに切り替えたところ、AdSense広告が復活していたことに気づきました。

「QooQ」にもどしたらまたAdSense広告が消えたので、Blogger公式のテーマの方が復活が早いのかもしれません。
現在テーマをBlogger公式の「Soho」で運用していますが、「無効なトラフィック…」の表示は月末には消えました。