ガスと水道のスマートメーター化

我が家も電気がスマートメーター化され、中部電力のカテエネの画面から1時間毎に消費電力を確認できるようになりましたが、ガスや水道のスマートメーター化はどうなっているのか調べてみました。


ガス・水道のスマートメーター化

中部電力は、ガス、水道のメーターに通信端末を接続し、電力スマートメーターの通信網を活用した、双方向のデータ通信サービスを検討しているようです。

このサービスにより、メーターの使用量を遠隔で取得できることに加え、メーターで出力する警報情報や接点出力機器からの接点情報も遠隔取得できます。

また、上位からの制御情報の伝送も可能で、例えばガスの場合ではメーターの遠隔遮断等も可能となります。

中部電力は、LPガス・都市ガス・水道事業者向けに、電力スマートメーターの通信網を活用した自動検針サービスを、2020年度内に開始するとしました。


自動検針サービスは、ガス・水道メーターに無線通信端末を接続し、電力スマートメーターの通信網を活用してデータを収集するもので、ガス・水道の使用量を遠隔で取得できることに加え、ガス漏れ等の警報情報の遠隔取得や、ガスの遠隔遮断・復帰等の通信も可能です。

中部電力は、2019年10月より、豊橋市曙町で分譲されている「コモンステージミラまち」において、都市ガス・水道・電気の共同自動検針の導入を進めており、自動検針サービスでは、提供エリアを中部エリアに拡大し、本格的に提供を開始するとしました。


ガスメーター

通信機能を持たない「一般型マイコンメーター」と「通信機能付きのマイコンメーター」があります。(出典:東京ガスのホームページ「ガスメーターの種類別復帰方法


通信機能のないガスメーターに、無線装置ユニットをつけたところ。ピンクの部分が追加ユニット

1995年の時点でマイコンメーターが100%普及していたこともあって、ネットワーク機能内蔵のガスメーターと、旧ガスメーターが混在しています。

しかし旧ガスメーターには、オプションの取り付けが可能になっており、ここに無線装置ユニットを付けることでデータ送信ができるようになります。


水道メーター

水道スマートメーターから得られる使用水量データなどのビッグデータや様々なデータをリアルタイムに取得することで、水質管理や施設更新などの維持管理に活用し、安全・安定した水の供給に役立てます。