台車の選択


古いテレビを地下駐車場の車まで、楽に運ぶ方法として、台車があればよいと思い調べてみました。

生活の色々な場面で、重いものを移動するシーンは、意外と多いものです。あれば便利であるし、腰を痛めるリスクも減らせます。

手押し台車

手押し台車は、手前のハンドルで方向を操作したり、体重をかけて前輪を浮かせて段差を乗り越えたりなど、安定して動かせる台車です。



平台車

引っ越しや大型家具などの搬入で活躍するのが平台車と呼ばれる、荷台にキャスターがついたシンプルなタイプです。

本体を支えながら移動できるので、大掃除や模様替えに便利です。

価格は1,000円台からと手押し台車に比べて手頃で、デザインが豊富なため、インテリアに合わせて選びやすいです。

冷蔵庫や家具など手押し台車に載らない大きさのものを運ぶのにおすすめです。

ハンドルがないので、荷台に丸ごと荷物を載せられますが、方向転換などのコントロールにはコツが要ります。

荷物本体を押して進むので、荷台の中央にバランスよく配置する必要があります。


素材

鋼鉄(スチール)製はリーズナブルな価格で手に入りますが、本体が重くなるのが欠点です。

ステンレス製は耐久性もあり錆びにくくて積載荷重が大きいものがありますが、高価になります。

樹脂製の台車の中には、価格が手頃で軽量、かつ静音性が高い優秀な製品もありますが、衝撃に弱いというデメリットもあります。

アルミ製の台車は同じようにリーズナブルな価格で、軽くて扱いやすいのですが、耐久性が心配な場合もあります。


サイズ

ペットボトルやお米などの重い買い物を運ぶために台車を選ぶのなら、幅が30cmから40cm、奥行が40cmから65cmのコンパクトな製品がおすすめです。

マンションなどの狭い通路やエレベーターでも小回りが利くサイズなので、使い勝手が良いものがおすすめです。

大きい荷物やゴミ袋など、形が安定していないものを運ぶ際は、荷台の面積が大きいほど安定するので、幅が50cm、奥行が70cm以上のサイズがおすすめです。

積載荷重

仕事や引っ越しの時に段ボール箱に入った荷物をまとめて運ぶ場合、しっかりした作りの積載容量が150kg程度の台車がおすすめです。

ただし買い物などに使用する場合にはそこまでの積載荷重は必要がないので、80kg程度でも充分です。

中身の入ったポリタンクやタイヤをまとめて運んだり、引っ越しなどで家具や大型の電化製品を運んだりする場合はもっと頑丈な作りの台車で、積載荷重300kgがひとつの目安になります。

静音性

荷物を運ぶときにガタゴトと不快な音が気になる場合は、静音性の高い静かな台車がおすすめです。

キャスター部分の工夫で耳障りな音を軽くしてくれます。

夜のゴミ出しやマンションの通路で使う際も、音が静かだと気を使わずに済むので助かります。

静かな台車を選ぶうえで、一番重視すべきなのはキャスターの素材です。

特に、キャスターはゴム製のものがおすすめです。

ゴムは弾力性が高く柔らかいので、地面の凹凸によって生じる衝撃を吸収し大きな音が発生しにくい傾向があります。

さらに、荷台に穴が開いているものは、地面と車輪の摩擦で発生する騒音が上に抜けるので音が反響しにくく、より静かな走行が可能です。

また、荷台に衝撃吸収用のゴムが付いていれば、ハンドルを折りたたむときに発生する衝撃を吸収するので、より静かに折りたためます。

操作性

キャスターの直径が10cm以上でハンドルの高さが90cm程度のものは操作しやすいです。

キャスターの直径が10cm以上だと、アスファルトでもスムーズに走行でき、段差があってもあまり力を入れずに越えられます。

一方で、キャスターの直径が5cm程度と小さいのものは段差を乗り越えるのに強い力で押す必要があり、操作性にやや難があることがあります。

また、ハンドルが地面から90cm程度だと、自然な姿勢でハンドルを持てるので腰に負担がかからず楽に操作できます。

台車を押す際に姿勢が崩れてしまうと力を込めにくく、想像以上の負担とストレスを感じます。

またハンドルが地面に対して直角だと、操作するときに足が当たりやすい傾向があるので、なるべくハンドルに角度がついたものを選ぶとよいです。


タイヤ跡

重い荷物を載せたまま台車を押したときにできる床のタイヤ跡は気になるものです。

なかなか落ちにくいので、困りものです。

エストラマー製のタイヤの台車は汚れが付きにくく、耐油性や耐薬品性などの面でも、ゴム製のタイヤの製品にはないメリットがあります。


タイヤ径

アウトドアでの荷物を運ぶのに便利な台車は、タイヤの大きいタイプです。

舗装されていないデコボコの土や砂浜の上だったり段差などがあったりすると、タイヤの小さい台車ではコントロールできずに横倒しになることもあるので要注意です。

タイヤの大きいタイプなら、地面との摩擦が少なく移動がスムーズにできる上、手元に伝わる振動が小さくなります。


ハンドル

台車を選ぶ際は、ハンドルの高さが身長に合っているかどうかを確認することをおすすめします。

無理な姿勢で重い荷物を運ぶと、体を傷めてしまう可能性があります。

高さを調整できるタイプだとなお便利です。


ストッパーつき

台車を安全に使用して万が一の事故などを防ぐために、キャスター部分にストッパーがついた製品がおすすめです。

ストッパーがついていれば、運ぶ途中で手を離す必要が生じた場合にも台車を停止させることが可能です。

ストッパーが付いていれば、手を離した隙に台車が勝手に動くことがないので、人にぶつかってけがをさせたり、ものを破損したりする危険性を下げられます。

また、荷台に滑り止めが付いているものなら、運んでいる最中に荷物が滑り落ちにくくなります。


折り畳み式

ハンドルと車輪が折りたためると、たたむとわずか9.3cmの厚みにすることが可能です。

サイズが大きい台車でも、キャスターまでコンパクトに折りたためるものなら、玄関や物置の狭いスペースにもかさばらずに収納できます。

台車のレンタル

ニトリ、そしてカインズやコーナンのようなホームセンターでは、カーペットや家具などのかさばる荷物を運ぶために、軽トラックを台車付きで貸し出してています。

台車が必要な理由がかさばるものを買って運ぶためなら、この種のサービスを利用しないと損です。

大型の冷蔵庫やクローゼットを運びたい場合は、幅60×奥行90cm以上のものが4人用の冷蔵庫がちょうど載るサイズですが、収納する際にかさばるので、このサイズのものは必要なときだけレンタルをするのも選択肢のひとつです。