女性で二の腕が痛くなる原因

 妻が二の腕が痛いというので、ネット調べてみることにしましたが、原因は沢山あるので、どれと言うのは特定し難いようです。

まずは、医者に診てもらって、原因を特定してもらうのが、一番賢明なようです。


筋肉の炎症

重いものを運び過ぎた場合や無理な運動を続けた場合などは筋肉痛になることがあります。

肩関節周囲炎

一般的に四十肩や五十肩といわれている肩の関節の炎症のことです。

「肩があがらない」「動かさなくても痛い」などの主要な症状の他に、二の腕の外側が痛くなることがあります。

通常は、どちらか一方の肩に起こる症状で、加齢や肩の酷使によって、肩関節周囲組織が衰えたり、炎症を起こして、痛みや可動域の制限が起こるようになります。

名前の通り、40~60代くらいに多くみられる症状です。


頸椎椎間板ヘルニア

首には7つの椎骨からできていて、その間を神経が複雑に通っています。

その間を椎間板が埋めてクッションの役割を果たしていますが、骨が変形して、その影響で椎間板が飛び出してしまい、神経を圧迫することで、痛みや痺れを生じます。

首の神経は肩や腕にも繋がっていて、骨の変形箇所によって、症状が出る場所が変わります。

二の腕や肩甲骨の周り、後頭部など、さまざまな場所に痛みや痺れが起こります。


腱板断裂

腱板とは肩(肩甲骨まわり)にある4つの筋肉のことをいいます。
具体的には棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という筋肉です。

これらの筋肉は肩関節を構成する上腕骨を回旋(=ひねる動き)させる筋肉なので「回旋腱板」とも呼ばれます。

特に棘上筋の腕側の付着部に断裂が見つかるケースが多いです。

これらの筋肉は50代を過ぎると自然に断裂していることが増えてくる傾向にあります。

また断裂していても痛みを感じないケース(無症候性の断裂)が65%ほどあるため、気づかないうちに発症していることも多々あります。

断裂の程度がひどい場合は手術になります。

軽い場合は筋肉の再生を促す超音波治療器を用いて再生させつつ、運動療法といったリハビリを組み合わせて肩関節の可動域が悪くならない(凍結肩を作らない)こと目的とした治療・施術になります。

まだ二の腕が痛い、という症状が発生してそんなに期間がたっていない場合、手術をしなければならいほどの断裂である可能性は少ないでしょうから、早めの検査を受けて早期回復されるように心がけるとよいです。


頚椎症性神経根症

加齢による頚椎・椎間板の変化が、主な原因です。

頚椎症性神経根症の場合、頚椎牽引や鎮痛剤の処方などによって、改善を図ります。

症状が重く、日常生活を送るのが困難なまでに進行している場合は、手術も検討されます。

「二の腕にピリピリとした痛みがあるけど原因に検討がつかない」ときは、内科・脳神経内科を受診します。


多発性筋炎・皮膚筋炎

腕を動かした際に二の腕の筋肉が痛んで力が入りにくい場合には「多発性筋炎」「皮膚筋炎」の可能性があります。二の腕や太ももなどに起こりやすい病気で、体の免疫機能に異常がおこって筋肉を攻撃している状況です。

二の腕の痛み方は、・腕をもちあげるのが辛い・寝ていて起き上がる際に頭をもちあげるのが辛い、といった症状です。

筋炎は安静が第一であり、入院が必要になることもあります。

「多発性筋炎」「皮膚筋炎」は原因がはっきりしないため、早めに医師に相談をします。


上腕二頭筋腱(じょうわんにとうきんけん)損傷・断裂

腕を動かした際に肩に近い二の腕が痛い場合には「上腕二頭筋腱(じょうわんにとうきんけん)損傷・断裂」が考えられます。

「力こぶ」として知られる上腕二頭筋と骨をつないでいるのが上腕二頭筋腱。「上腕二頭筋腱」を痛める原因は、転んでとっさに強く手をついたり、肩を激しくぶつけたりなどです。

二の腕の痛み方は、・ひじを伸ばした状態で物を持ち上げると痛いい・後ろに手を回すと痛い・ボールなどを投げると痛い、といった症状です。

悪化すると二の腕や肩の前側が何もしていなくてもうずくように痛むことがあります。

「上腕二頭筋腱損傷・断裂」は加齢により筋肉や腱が傷つきやすくなる傾向があるため、急に体を動かしたり無理な体勢をとったりしないことが大切です。

痛む部位は安静にするのが重要です。治療を行う場合は、投薬やテーピング、運動療法などが選択されます。


上腕骨近位端(じょうわんこつきんいたん)骨折

二の腕が痛む骨折は、「上腕骨近位端(じょうわんこつきんいたん)骨折」の可能性があります。

上腕骨とは、肩からひじまでの骨のことで、そのうち近位端とは骨のなかでより心臓に近い場所です。

上腕骨でいえば肩との付け根が上腕骨近位端です。

二の腕の痛み方は、・転倒などの心当たりがあってからすぐ痛みが始まった、・腫れがあり動かせない、・あざなどの皮下出血がある、等の症状があります。

上腕骨近位端の主な原因は転倒です。

転んでぶつけただけの場合、単なる脱臼の可能性もありますが、勢いよく手をついたり肩の外側をぶつけたりすると、骨折してしまうことがあります。

女性や高齢者の場合、骨密度が低下して骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になっている場合もあります。

骨がもろいほど骨折になりやすい傾向があります。

骨折は骨の位置を矯正したあとは固定が重要です。

過度に動かさないように安静にして過ごします。

また、骨粗しょう症の予防には食事も重要です。

3食をバランスよく摂るほか、イワシ、牛乳、生揚げなど意識的にカルシウムを多く含む食材を摂ることが大切です。

逆にインスタント食品やスナック類、加工食品は避け適度な運動にも努めます。


腕肩こり

肩こりは、ひどくなると肩周辺に限らず二の腕にも痛みを生じます。

二の腕の痛みは腕の使い過ぎに限らず、腕を使わな過ぎる場合にも起こるのです。

腕を肩の位置に上げて水平に伸ばし、数分キープしても疲れてしまう人は腕肩こりの傾向があります。

3分ほどで疲れてしまう場合も二の腕がこっている可能性があります。

1分未満で疲れてしまう人は特に要注意です。


狭心症、心筋梗塞

狭心症で冠動脈が狭くなり、血流障害が起こって、胸や首、左の腕などに痛みが現れます。

冠動脈が血栓で塞がってしまうと、心筋梗塞となります。


肺がん

肺の上部付近には、首から腕にいく神経がたくさん通っています。

この部分にがんができると、がんが神経や骨を圧迫するため、がんができた肺のほうの肩や二の腕などが痛くなることがあります。


線維筋痛症

関節や周囲の骨、筋肉などが痛む病気で、リウマチ性疾患です。

しかし、リウマチのような関節の腫れや変形はなく、目立った異常はみられませんが、全身の広い範囲にわたって痛みを感じます。

中高年の女性に多くみられ、痛む箇所は移動したりすることもあります。