キッチン用ゴム手袋の表裏を返す上手い方法


キッチン用ゴム手袋の表裏を返す上手い方法がないかネットで調べてみました。

キッチン用ゴム手袋の指先に穴が空いたため接着剤を使って補修したのですが、手袋の内側を水の圧力を使って表側に返すときに、毎回補修部分が割れて穴が空くため、再補修を余儀なくされます。

補修部分の強度が無いということですが、出来たら補修部分に再破損さえる力が働かない方法がないだろうかと考え、ネット検索してみました。

結果として、ネット上で紹介されていた方法は3案でした。

① 水で膨らませる方法、② 空気で膨らませる方法、③  棒を使う方法、の3つです。


水で膨らませる方法

①は、現在私が、キッチン用ゴム手袋の表裏を返すために使っている方法です。

穴補修をしていないゴム手袋の表裏を返す方法としては、水を使う方法が最も確実で容易です。


空気で膨らませる方法

しかし、よく考えると水を使うよりも、空気を使う方が、穴を補修したキッチンゴム手袋に対しては負荷が小さいかもしれません。

水は非圧縮性流体であるのに対して、空気は圧縮性流体ですから、圧力をかければ、空気は縮み、穴を補修した部分に、水ほどには過度な負荷を与えないかもしれません。

ゴム手袋に空気を溜めるために、袖を持って、少し引き延ばすようにして、外側或いは内側方向に回します。

クルクルとゴム手袋を回して、二つ折りし、出来たら1回捻じるだけですから簡単です。

しかし、この時に、ゴム手袋が水に濡れていると、自分の顔に向かって飛沫が飛んでくるので要注意です。

実際にこの方法で、指先の穴を補修したゴム手袋を裏返すと、シュウシュウとエアが補修穴から漏れることがありますから、補修部分にある程度の強度は必要です。


道具を使う方法

改めて見直したのが、棒を使う方法で、内側から棒でつつくのではなく、表側から指部分に指を入れ、内側の指部分に棒先端を当てて、そのままゴム手袋を下方へ引くと、上手く指部分が裏返ります。

指1本々裏返すので一見面倒そうですが、この方法が、穴補修したゴム手袋に最も負荷を与えない方法ではないかと思います。

慣れば、頭を丸めた割りばし1本で要領よく裏返せるかもしれません。

一工夫をして、表側から指部分に指を入れるのではなく、指の形をした道具を入れると、指を突っ込む煩わしさ減らすことができるかもしれません。

下は頭を丸くした棒をつけたフランジ、上は指を模した押し棒のような道具があると便利かもしれません。

更に、指を相対するような手の形をしたものがあれば、ゴム手袋をめくるようにして、簡単に裏返せるかもしれません。

と思って、ネットを眺めていたら、なんと特許が出ていました。

製品は見たことがありませんが、同じようなことを考える人はどこにでもいるものです。

別の特許で、下図のようなものもありました。

上側のU字部が、指操作で押下げられるようになっているようです。

ダイソーでは、裏返し用手動ポンプが販売されているようです。


これも、オイル缶の手動ポンプにホースをつけて代用できそうです。