エマーソン製フロアジャッキ EM-501 のオイル漏れ修理方法
最近、車のエンジンオイル交換のため、エマーソン製のフロアジャッキ EM-501 を中古で入手しました。
しかし、この製品はオイル漏れがあることで良く知られているようです。
ネット検索すると、たくさんのオイル漏れ補修に関する情報が見られます。
エマーソン フロアジャッキ 2t EM-501 仕様
品番 : EM-501
JAN : 4975960116916
重量 : 本体重量8.0kg/総重量8.5kg
本体サイズ : 幅188mm 高さ155mm 奥行き430mm
最低・最高位 : 130mm・330mm
ストローク : 200mm
最大使用荷重 : 19.6kN
最大揚程質量 : 2.0t(※車両重量ではありません)
別売品
エマーソン 油圧ジャッキオイル

JAN : 4975960111256
用途 : 油圧ジャッキ作動油(補充・交換用)
成分 : 鉱油・添加物
粘度 : ISO VG15
内容量 : 200ml
深さの違う二種類の溝が特徴
クルマのジャッキポイントに合わせて深溝・浅溝を使用
意匠登録済 PAT.NO. 1658353
エアー抜き手順
ジャッキアップはするものの、上がっている状態で止まっておらず、自然に下がってしまう場合」はエアー抜きとリリースバルブをしっかり閉めてと取説に書いてあります。
問題解決策としては、エアー抜き以外にオイル漏れ?(オイルの減少)の可能性があります。



リリースバルブを反時計回りに2回転させてから、油圧ハンドルを5~6回上下させて動かします。
エアーベントバルブを元に戻し、リリースバルブもしっかり閉めたら、エアー抜きは完了です。
エマーソン フロアジャッキ専用 リリースバルブ用Oリング JA-001 交換手順について
※作業を始める前にジャッキのアームが下まで下がっていることをご確認のうえ作業を始めて下さい。
①リリースバルブを外す前に、オイルタンク内の圧力を下げるためにエアベントバルブを外します。
エアーベントバルブは上から見てシリンダーの上部にある「プラスネジ」または、「ゴム栓」となります。
※樹脂製のフタの部分は「安全弁」です。触れたり回したりしないで下さい。
※ゴム栓タイプのエアベントバルブは、本体と同色に塗 装されています。
※中央は凹んでいます。 分かりにくい場合は、塗装を落として下さい。
②アームが下がっている状態からリリースバルブを反時計回りに回し続けると外れます。
その際、オイルや内部の部品が出てしまう場合がありますのでご注意下さい。台などを利用してリリースバルブ側を高くして作業をするとオイルや部品が出にくくなります。
③古いOリングが外しにくい場合は切って下さい。
新しいOリングはネジ側から転がすように取り付けて下さい。
④新しいOリングを取り付けたリリースバルブを元の場所に戻して下さい。
※リリースバルブを外した際、内部の部品が出てきた場合は、下記の手順で戻して下さい。 ジャッキの品番によって、部品構成が異なります。お手元の製品をご確認のうえ取り付けて下さい。

⑤オイルタンクの油量を確認し、少ない場合は補充して下さい。
※タンクの縁から1cm程度は空気だまりが必要です。
補充方法の詳細は製品に付属している取扱説明書をお読み下さい。
・使用可能ジャッキオイル
JO-01 エマーソン 油圧ジャッキオイル 粘度 ISO VG15
※近い粘度のジャッキオイルでしたら、 他社製品も使用可能です。
例)VG10・ISO32等
正常なオイルレベルは、エアーベントバルブの取付口から1cm程の空気だまりが必要です。
⑥リリースバルブを緩めた状態で、ハンドルバーを上下に10数回動かしたのち、エアベントバルブを締めて 下さい。
※この作業中にジャッキが上がる場合は、リリースバルブを再度緩めてジャッキが上がらないのを確認して下さい。
エマーソン フロアジャッキ専用 JA-002/JA-003 油圧ピストン用Oリング/バックアップリング 交換手順について
※作業を始める前にジャッキのアームが下まで下がっていることをご確認のうえ作業を始めて下さい。
①リリースバルブを外す前に、オイルタンク内の圧力を下げるためにエアベントバルブを外します。
エアーベントバルブは上から見てシリンダーの上部にある「プラスネジ」または、「ゴム栓」となります。
※樹脂製のフタの部分は「安全弁」です。触れたり回したりしないで下さい。
②シャフトのナット又はスナップリングを外し、シャフトを引き抜いて下さい。
※油圧ユニットはスプリングで引っ張られていますのでご注意下さい。
③油圧ユニット全体を持ち上げた状態でハンドルホルダーの止めピンを抜いてピンを外し、ハンドルホルダーを取り外して下さい。
④油圧ピストンを抜き、Oリングとバックアップリングを新しいものに交換して下さい。
⑤ハンドルホルダーに2つのピンを差し込み、手前のピンを油圧ピストンの金具に通し、止めピンを差し込んで下さい。
⑥油圧ユニットの位置を元に戻してシャフトを通して下さい。
※油圧ユニットはスプリングで引っ張られていますのでご注意下さい。
シャフトにナットを取り付けて締め付けて下さい。
⑦ジャッキ本体の取扱説明書に記載された「エアー抜き」を行って下さい。
⑧オイルタンクの油量を確認し、少ない場合は補充して下さい。
※タンクの縁から1cm程度は空気だまりが必要です。
補充方法の詳細は製品に付属している取扱説明書をお読み下さい。
・使用可能ジャッキオイル JO-01 エマーソン 油圧ジャッキオイル 粘度 ISO VG15
※近い粘度のジャッキオイルでしたら、 他社製品も使用可能です。 例)VG10・ISO32等
⑥リリースバルブを緩めた状態で、ハンドルバーを上下に10数回動かしたのち、エアベントバルブを締めて下さい。
※この作業中にジャッキが上がる場合は、リリースバルブを再度緩めてジャッキが上がらないのを確認して下さい
動画の製品はメルテックですが、交換の要領はほぼ同じです。







